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中村梧郎代表理事がニューヨークでのグループ展に参加しています

米国のThe Anya and Andrew Shiva Galleryで行われている展覧会「The Right to Silence: Asia」にJRP代表理事の中村梧郎(Goro Nakamura)さんが参加しています
展示はニューヨークマンハッタン島のThe Anya and Andrew Shiva Galleryのほか、ウェブサイトのバーチャルギャラリーでも見ることができます。

展覧会:The Right to Silence: Asia
会場:The Anya and Andrew Shiva Gallery(米国ニューヨーク)
生徒数1万5千人余の「ジョン・ジェイ刑事司法カレッジ, CUNY John Jay College of Criminal Justice」に併設されたギャラリー。およびギャラリーのサイト上でのバーチャル鑑賞。
会期:2021年6月末まで

The Anya and Andrew Shiva Gallery(ギャラリーのサイト)
https://shivagallery.org
バーチャルギャラリー総合入り口
https://shivagallery.org/viewing-room/
The Right to Silence: Asia展バーチャルギャラリー
https://shivagallery.org/featured_item/the-right-to-silence-asia/

展覧会のタイトル「The Right to Silence」とは沈黙の権利、すなわち「黙秘権」を指しています。
展覧会は2部構成で、パート1ではアメリカにおける権利としての沈黙と強制される沈黙についての作品がキュレーションされます。
合衆国憲法修正第5条「何人も、いかなる刑事事件においても、自己に不利益な供述を強制されない」に関連する作品と、刑務所や社会において強制される沈黙についてのキュレーションがなされます。
中村梧郎さんの作品が展示されているパート2では、アジアにおける「選択された、あるいは課された沈黙」についての意味をさぐる展示となっています。
欧米とアジアにおいて沈黙の持つ意味には共通する部分と異なる部分があり、その違いのために2部構成となっているようです。

主催者による主旨説明(抜粋)
パート1について
「今日の芸術の規範にとって重要なのは、見る人との対話です。
もし、見る人が作品との対話をすることなく、公共から隠されたままだとしたらどうでしょう。刑務所を構成する要素のひとつに「沈黙」があります。命の沈黙、しばしば正義の沈黙、苦しみの沈黙、政治的表現の沈黙があります。このグループ展では、ビジュアルアーティストやパフォーミングアーティストの作品を展示し、刑務所産業複合体を特徴づける深遠で複雑な沈黙の感覚を明らかにし、アートや美学が、大量収監や刑事司法改革、汚職・虐待、トランスジェンダー・青少年の権利、刑務所での独房収容などの重要な政治的問題についての沈黙を破ることができるかどうかを検証しようとしています。また、この展覧会では、人間が隔離されている間に耐えなければならない精神的、肉体的、感情的、精神的な緊張感を検証することで、現在の独房・独居状態と実際の監禁との関係や矛盾を取り上げています。」

パート2 について
「”沈黙は偉大な力の源である” 老子、紀元前3-4年」
「日本、韓国、中国、台湾、タイのアーティストの作品に見られるアジアのいくつかの伝統を、黙秘の権利と、よりゆるやかに解釈される「選択された、あるいは課された沈黙」の両方に関連して考察します。主に”聞く文化”であるアジアの沈黙は、多くの西洋文化のように情報を隠すことを意味するのではなく、むしろ慎重に考えることを意味したり、心を落ち着かせるための休止と見なされます。日本では、沈黙は意見の相違を示すことを避けるために使われることがありますが、中村梧郎氏の作品に見られるように、この沈黙が相反する考えを明らかにする場合もあります。」
補足:中村梧郎さんの作品題は”Explosion”と“Aftermath”。原発の爆発で被災し、沈黙を余儀なくされた人たちについて考えさせられる作品です。 

バーチャルギャラリーでの展示の様子
実際のギャラリーの様子(今回の展示ではありません)

2020年JRP夏期セミナー中止のお知らせ

2020年JRP夏期セミナーを中止いたします
昨年末聖護院御殿荘予約から準備を始め、皆さんの期待を得て参加予約も多数頂いていましたが、2020年8月7~9日開催予定のJRP夏期セミナーの中止を決定をいたしました。御殿荘とも新コロナウィルス感染防止のために万全の対策をとれるよう打ち合わせてきましたが、首都圏・関西での急激な感染拡大で長距離移動の感染リスクも高まったため、参加の皆さんの健康を鑑みて中止とさせていただきました。
今後の状況の変化を見て皆様のご要望に応えられる取り組みを、あらためて提案させていただきます。
      2020.07.21    日本リアリズム写真集団事務局長 田沼洋一