関西ブロック写真交流勉強会

関西ブロック写真交流勉強会

関西ブロックでは、2016年から支部を越えた会員の写真交流勉強会を開催しています。

コロナ感染で開催できない年もありましたが、今まで関西各地で6回開催しています。

2022年は21名が参加

12月3日、奈良市のあすならセンターで開かれた写真交流勉強会は、

京都・奈良・阪神の3支部から21名が参加し、お互いの写真を披露して交流を深めました。

写真報告では並川一郎さんが「ジャズと共にある私の写真論」

ジャズが聴ける喫茶店に入りびたりの頃から、初めて買ったカメラで撮影を始めたこと。

土門拳の「筑豊の子供たち」の、近くに寄ってドン・パチッと撮る作風に影響を受けたこと。

JRP京都支部展に共鳴して即入会したことなど、

並川さんの写真人生が面白くヤル気がでた話でした。

写真研究 「デュエット」なかにし みづほの世界(第2回伊藤知已写真賞)

作品の選定に協力した若橋一三さんから作品のポイントなどについて話があり、

作者自身の二人の子供の成長を単なる記録でなく、家族の愛の姿が等身大でとらえられていて、

観ていて感動を覚える作品でした。

作品合評

並川さんと若橋さんをチューターに、それぞれの作品を並べ熱心に写真を語り合いました。

参加者は「他支部の人の作品を見て刺激を受けた」「新しい撮り方を知って、

これからに生かしたい」「新しい工夫をして違う視点で撮っていきたい」などの

感想がありました。

最後に参加者全員の作品を一堂に並べたコーナーは圧巻の盛り上がりで、合評での成果を

実感しました。「いつも撮っている対象や作品から新しい域への転進や挑戦も」という

アドバイスあり、心に落ちる内容でした。2023年は12月の第一土曜日に

兵庫で開催する予定です。

(記:大野純生・阪神支部)

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