「遠くから太鼓の音が聞こえる」
「それで、何か分かったかね」ふと声が聞こえたような気がする。
この世に神がいるのなら、こんな風に語りかけてくる存在に違いない。
(中略)菩提寺の大学寺、お墓のある惣右衛門、義父の母方の実家があった
吉永を足がかりにして彷徨い歩いた。(あとがきより)自らは暮らしたことのない先祖代々
住み継いだ場所を歩き、土地からメッセージを受け取る。
「さようであるならば」から11年ぶりの新作。
4000円+税
2023年9月23日
500部
上製本
カラー
ページ数:112
作品点数:107点
編集:大田通貴
装幀:加藤勝也
PDFファイルはこちら⇒多々良栄里写真集